8月29日から31日、千里山キャンパス100周年記念会館において、JADH2019(日本デジタル・ヒューマニティーズ学会)が開催され、共催として30日にKU-ORCAS国際シンポジウムを開催しました。
当日会場には10カ国以上の研究者が参加し、挨拶に芝井敬司学長、内田慶市KU-ORCASセンター長が登壇。基調講演では国立台湾大学Jieh Hsiang(項潔)特聘教授から「中国学研究のためのデジタルリソースの活用」の発表があり、本学からは藤田高夫KU-ORCAS副センター長、吉田壮システム理工学部助教、菊池信彦東西学術研究所特別任命准教授、小川仁KU-ORCASPDがそれぞれ研究成果の発表を行いました。うち、吉田壮助教による中国出土の木簡の書体解析についての発表では、フロアとの活発な意見交換も行われました。
本学の東アジアの文化研究、研究リソースがデジタル人文学の発展に、大きな影響をもたらされることが期待されるシンポジウムとなりました。