関西大学

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関西大学アジア・オープン・リサーチセンター「KU-ORCAS」 関西大学アジア・オープン・リサーチセンター「KU-ORCAS

関西大学デジタルアーカイブ塗り絵 大坂画壇

塗り絵について

関西大学アジア・オープン・リサーチセンター「KU-ORCAS」では、 関西大学図書館に所蔵されている大坂(阪)画壇の絵画をデジタル化し、関西大学デジタルアーカイブで公開しています。
今回は、大坂(阪)画壇の貴重な絵画を塗り絵にしました!世界から注目の集まる魅力的な絵画を、あなたの好きな色で塗ってハッシュタグ#ColorOurCollectionsでシェアしましょう!

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ColorOurCollectionsとは?

ニューヨーク医学アカデミー(The New York Academy of Medicine)が主催する「ぬり絵」のイベントで、昔の挿絵入りの本や絵画など、図書館が所蔵するコレクションのコピーを一般に提供し、ユーザーが着色した画像をハッシュタグ#ColorOurCollectionsをつけて、ソーシャルメディア上で共有するイベントです。

KU-ORCAS
インスタグラム

塗り絵コンテンツをKU-ORCAS公式インスタグラムにも投稿しています!

What's?大坂画壇

「大坂(阪)画壇」という言葉は、昭和17年(1942)に大阪市立美術館で開催された「西山芳園幷完瑛展」に際して登場しました。その時には「阪」の字を用いて、「大阪画壇」と名づけられました。続いて昭和56年(1981)に「近世の大坂画壇」展が同美術館で開催されたときには「坂」の字を用いて「大坂画壇」という呼称となりました。これらの言葉を引き継いで、近年では江戸時代の大坂の絵画を指す場合には「大坂画壇」、近代の大阪の絵画を指す場合には「大阪画壇」を用いるのが慣例となりつつあり、両者を指して「大坂(阪)画壇」と表記することもあります。

What’s? デジタルアーカイブ

関西大学図書館には、約350件を越える大坂(阪)画壇の絵画が所蔵されています。関西大学総合図書館所蔵の大坂(阪)画壇の絵画は、木村蒹葭堂(1736-1802)を中心として、その周辺の大阪の画家たち、たとえば大岡春卜(1680-1763)や中井藍江(1766-1830)らの作品を収集しており、江戸時代中後期における大坂の美術界の状況を俯瞰できる資料となっています。
関西大学の東アジア文化研究プロジェクト「関西大学アジア・オープン・リサーチセンター[KU-ORCAS]」では、これらの資料をデジタル化し公開しています。KU-ORCASが数多くの大坂(阪)画壇の画家たちのアーカイブを公開することで、近世近代の日本美術史の研究が幅広く行われ、ひいては江戸時代から明治・大正時代に至る日本の芸術・思想・歴史の文化についての理解が深まることを願っております。

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